Twitterみたいな新機能、mixiエコーはTwitterを超えられるのか。
8月4日、突然インディーズ機能として、mixiエコーという新機能が追加されました。9月1日までの期間限定、との事。まぁ期間終了後、正式機能として追加されるでしょう。
mixiに“Twitter的”ひとことコメント機能 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0808/04/news078.html
Twitterとの類似点はここ!とか書こうと思ったんだけど、正直機能的にはそのままなのであんまり書く事はない。現状ではパブリックタイムラインとお気に入りがない、くらいの違いでしょうか。お気に入りは正式版では付けられてもおかしくないけど、パブリックタイムラインはクローズドSNSの特性を考えると付かないかな。
差し当たってTwitterとの違い・・・というか現状で優位な点・不利な点を考えてみました。
優位な点
不利な点
- 参加する事はmixiユーザであれば簡単ではあるが、マイミクシィにエコーを使用している人がいないと、特になにもないタイムラインになる。
- Twitterとは違い、タイムラインにマイミクシィ以外のユーザを入れようと思うと、マイミクシィ申請を出す→承認される(されなければそこで終了)→その人がエコーを使用してくれるのを待つ、という高い障壁がある。
- そもそもマイミクシィの少ない人にはタイムラインがほとんど動かない。マイミクシィが多くてもmixiエコー使っているユーザがいなければタイムラインは動かない。
- 現状mixiエコー上でしゃべっているのが、Twitterでつぶやいている人々ばかり。*2
Twitterと比較して一番不利な部分は。他の人のタイムラインを常時見たい、と思ってもそこまでに至る道のりが非常に険しい事。これが、Twitterからの乗り換え需要はそれ程ないだろう、と思う一番の理由です。
例えば俺。Twitter開始してそれ程期間経ってないけど、それでも100人以上のfollowしているユーザがいる訳で。それをそのままmixiエコーで処理しようとするとして、100人以上にマイミク申請をお願いしなくてはいけなくなる訳です。そしてその100人以上のfollowしているユーザもmixiエコーで全員しゃべり出さないといけない。
・・・俺みたいな、基本的にそれほどマイミク申請しないユーザ(=小心者)には無理だよ・・・。
この機能の追加理由として色々な説明が出てくるとは思いますが、そこら辺は推測しないとして。
Twitterを利用しているユーザ層を削り取ってmixiエコーに流入させようとせず、逆にTwitterを利用していないユーザ層をmixiエコーユーザとして取り込む事が出来れば、Twitterを超える可能性はあるのではないでしょうか。
スタート段階で潜在的に約1500万人のユーザを抱え、Twitterユーザとはまた異なった層をも抱えているmixiだからこそ、Twitterとは全く異なったタイムラインの形成・異なった利用方法が生まれ出るのではないかと。まずそこからではないでしょうか。
逆に言うと、Twitter上のような発言をしてもmixiエコー上では全く受け入れられない可能性もある、ということ。ユーザ層は確実に違いますから。
非マイミクのタイムラインも読めてしまう現状。SNSだからこそ、の発言への注意も必要となるかもしれませんね。